秋の交通安全運動が実施されました
2024. 09. 24
2024年9月21日から30日までの10日間は、秋の交通安全週間とされ、全国交通安全運動が実施されます。
全国交通安全運動は、広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することで、交通事故防止の徹底を図ることを目的として、毎年、春と秋の2回実施されています。
全国交通安全運動は、「全国重点項目」と各都道府県で設ける「地域重点項目」があります。
今回の全国重点項目は以下の3つです。
1.反射材用品等の着用推進や安全な横断方法の実践等による歩行者の交通事故防止
2.夕暮れ時以降の早めのライト点灯やハイビームの活用促進と飲酒運転等の根絶
3.自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底
交通事故により、いまだ多くの人々が犠牲になっています。
大阪府内における歩行者の交通事故死者数は令和3年以降増加傾向にあり、令和6年6月末時点では全交通事故死者数のうち、歩行者が40.7%を占めています。
過去5年間で見ると、歩行中の交通事故による死者・重傷者数のうち、約3割に原因(法令違反)が認められ、なかでも横断歩道外横断や斜め横断等、横断方法の違反が最も多くなっています。
横断歩道を渡ること、信号機のあるところではその信号に従うこと等の基本的な交通ルールを守り、歩きスマホなどはしないよう、自身の安全を守るための交通行動が必要です。
さらに、大阪では昨年と同様、「二輪車の交通事故防止」が地域重点項目とされています。
二輪車乗車中の交通事故による負傷者数および重傷者数は、9月から年末にかけて増加傾向にあります。
いらち運転や無謀なすり抜け運転をやめ、交通ルールの遵守と交通マナーを意識して運転しましょう。
これから少しずつ涼しくなり、ツーリングが心地よい季節となります。
この機会に安全運転を意識していただき、楽しいバイクライフを送っていただければと思います。